皆様こんにちは!大阪市阿倍野区の四天王寺公認会計士・税理士事務所の奥野です。
本日は阿倍野区の高校で租税教室の講師をした件について書きたいと思います。
租税教室とは
租税教室とは何かといいますと、
>>「租税教室」とは、次代を担う児童・生徒・学生の皆さんが、主権者として、社会や国を支える
「税」について、その意義や役割を正しく理解し、税を通じて社会や国の在り方について考えるこ
とを目的とした「税の出前授業」です<< (出典)京都府下租税教育推進協議会
というもので、税理士等が小学校、中学校、高校に行って税金に関する授業を行うというものです。
内容と感想
私は近畿税理士会阿倍野支部の所属ですので、阿倍野区内の高校の講師を担当させて頂きました。
参加される生徒さんは全部で120名と聞いていたのですが、実際にはもう少し少なかったように思います。
本日の租税教室は90分でした。
内容は日税連作成の教材をベースに、租税の歴史や税金の使われ方、税金の役割等を70分ぐらいで話し、残りの20分は国税庁作成のDVDである『ご案内します アナザーワールドへ』を観ました。
このDVDが結構面白くて、酔っ払ったサラリーマンが給与明細をみて「税金なんてなくなっちまえ!」と憤ると、実際に税金が存在しない世の中(アナザーワールド)に変わってしまうという「世にも奇妙な物語」か「笑うセールスマン」にありそうなお話です。
アナザーワールドでは、道路は整備されてなくて大きな穴が開いてるし、ゴミは誰も持っていかないから町は汚いし、お金を払わないと警察も動いてくれないし、家事になっても消防車も来てくれません笑
20分弱ですが、税金の使い道を理解してもらうには面白くて良い内容だと思います。
私の講義自体はどれぐらい印象に残ってくれたかわかりませんが、ちょっとだけでも税金に興味を持って貰えればそれで成功だと思い真剣に予習して真剣に話しました。
私自身にとっても大変良い勉強になりました。
来年も引き受けるのであれば、今度は小学校か中学校に行ってみたいと思います。